くすみとは、肌が実際よりも暗く見える状態のこと。
透明感が下がって色ムラが出たり澱んでいることを指しています。
くすみにはいくつかのタイプがあります。
全体的な顔色が悪い血行不良によるもの、
濁った色に見える乾燥によるものなどが主なタイプです。
血液は酸素や栄養素を運び、二酸化炭素や老廃物を回収して排出します。
またリンパは浮腫の原因となる余分な水分や老廃物を回収。
これらの働きがきちんと行われていないと、顔に栄養が届かず、
反対に老廃物は残ることになります。
皮膚のターンオーバーがスムーズにされないことになるので、
古い角質が「くすみ」となって積み重なっていきます。
また、紫外線によってもターンオーバーの周期は乱れます。
紫外線が皮膚の細胞を酸化させたり、
コラーゲンが破壊されてしまうため皮膚がたるみ、全体的に影ができやすくなります。
同時に肌の水分量が奪われることで、艶や透明感がなくなり、
濁ったようにくすむので、紫外線による乾燥は大敵です。
強い紫外線や乾燥を感じるこの季節。
さらに急な寒さが戻ったりして血行も悪くなりがちです。
全身の血行をよく保ち、乾燥を防ぐようにするのがくすみを取る近道です。
まずは紫外線を予防することが大切。
どんな天気でも毎日日焼け止めは塗っておくようにします。
顔の血行もよくなるように毎日のケアに顔のマッサージを加えることをお勧めします。
乾燥を防ぐための化粧水だけではなく、
しっかりバリアしてくれるオイルやクリームを一緒に加えてください。
日々のケアをしっかりと行い、くすみ知らずの肌を目指しましょう。