子どもが幼い頃、手の平に火傷を負ったことがあります。

手の平がお餅のように膨れ上がり、割れるのではないかと思うほど。

救急に駆け込んだときには「傷が残ります」と言われました。

火傷をしてすぐに水につけたのはもちろんですが、

そのときに活躍したのがビタミンEオイルです。

たくさんのビタミンEオイルを手の平につけていました。

かなりのスピードで火傷は回復し、傷は一つも残っていません。

ビタミンEといえば、

抗酸化作用が有名ですが、それだけではありません。

ビタミンEには傷を治してくれるはたらきがあります。

傷を埋めるための細胞の動きを促進してくれ、

傷を治してくれるのです。

また、細胞膜には脂が溶ける脂質の部分がありますが、

ビタミンEは脂質の部分に溶けて細胞膜を守ってくれます。

そこでは抗酸化力を発揮して、

脂質の酸化を防ぎ細胞膜を守り、正常な状態を維持してくれます。

ビタミンEは細胞になくてはならない存在なのです。

私自身も幼いころから、

擦り傷、切り傷をはじめ、虫さされ、打撲などなど、

肌に損傷が起きたときにはすぐにビタミンEオイルをつけてきました。

経験上、傷がついてすぐに塗ると不思議と早くに傷が治りました。

新しい傷は、すぐに流水で洗い流してビタミンEオイルを塗るのがおすすめです。