ビタミンEオイルマッサージの表参道セラ治療院です。
家から出られない今の時期、セラでは「おうちエステ」をおすすめしています。今回はニキビやニキビ跡についてお伝えします。
そもそもニキビは、毛穴が詰まってしまった状態のこと。皮脂が過剰に分泌して、毛穴から排泄しきれなかった皮脂が詰まってしまったり、 剥がれた角層が溜まったりして、酸素が行き届かなくなります。そのため、酸素を嫌うアクネ菌が増えてしますのです。
毛穴が詰まり、そこに皮脂が溜まって白っぽく見えるのが、ニキビ初期段階のコメド。酸化した皮脂や、汚れで黒っぽくなる黒コメドからアクネ菌が繁殖すると、炎症をともなったニキビに。周囲の皮膚が赤くなって固まったり、細菌感染を起こすと赤ニキビに、さらに悪化するとクレーター状態でニキビ跡が残ります。
ニキビやニキビ跡にビタミンEが効果的と言われるのは、酸化を防いでくれる抗酸化作用が強いため。毛穴に詰まってしまった皮脂は活性酸素によって酸化されますが、この酸化を防いでくれるので、ニキビができにくくなります。また、ビタミンEは肌の代謝を促進してくれるので、できてしまったニキビ跡をターンオーバーをしっかりとしてくれることによって薄くしてくれるのです。ビタミンEには血行もよくしてくれる働きもあるので、ニキビのできにくい健康的な肌へと導いてくれます。
ニキビができてしまったら肌を清潔に保つことが第一です。できるだけ肌に刺激を与えないように、洗顔料はよく泡立てて使い、ぬるま湯で丁寧にすすぎます。髪の生え際やフェイスラインなどにすすぎ残しの無いよう、よく洗い流しましょう。洗顔後は低刺激な化粧品で不足している水分を補ってください。
そして、肝心なのは保湿です。ニキビがあるから余計な油分は必要なし!と思っていると、どんどん水分が蒸発して乾燥してしまいます。水分がなくなると、肌は防御反応からより皮脂を分泌するため逆効果に。もともと肌にはバリア機能があり、その一つが皮脂です。外部の刺激や紫外線、乾燥などから肌を守ってくれます。油分は大切な構成要素です。そのためニキビやニキビ跡に悩むかたにビタミンEオイルをおすすめしています。
ビタミンEオイルを適量手のひらにとり、ゆったりと肌に手を当て何度も浸透する分を吸収させるようにします。毎日繰り返すことで日々足りていない部位や量を自分で調節するようにしましょう。手をあまり動かさず、肌にダメージを与えないようにしてください。
暑い季節が近づきつつありますが、ぜひビタミンEオイル美容をお試しください。