ビタミンEオイルマッサージの表参道セラ治療院です。


ずっと家にいるので、体を動かす機会も少なく、ストレスを感じていませんか?免疫力も気になる時期なので、今回は脳腸関係についてお伝えしたいと思います。

少し前にローズマリーなどの香りが認知症に効果があると話題になりましたが、認知症と腸との関係も注目されるようになりました。
認知症の方のほとんどが腸内の悪玉菌の割合が多く、
便秘の症状を抱えていると言われ、
ここに脳腸相関と呼ばれる脳と腸との関係が見られるというものです。
腸と脳は、自律神経やホルモンなどによって互いに行き来し、
影響を与え合う密接な関係を持っています。
たとえば、脳がストレスを感じるとお腹が痛くなり、
反対に腸の調子が悪いと脳は不安になりストレスを感じます。
通学通勤中のすべてのトイレを把握しているような過敏性腸症候群は、
この悪循環に陥ってしまっているために起こります。
ほかにも空腹感が腸から脳に伝達されると、
脳は食べるように促すホルモンを分泌し
胃腸にシグナルを送るといったように
腸と脳は私たちにとって重要な関係性を持っているのです。
この脳腸相関によって、
腸内フローラを整えておくことが、
脳にもいい影響があると話題になりました。
免疫力を上げておくためにも、腸内環境は重要です。


腸内フローラの環境をよくするためには、
腸内細菌の善玉菌を増やす必要があります。
善玉菌というとヨーグルトを思い浮かべる方も多いかと思いますが、
乳酸菌には多くの種類があるので、
合う合わないということがあります。
合わない乳酸菌を摂取するとお腹を壊すという人も多いですね。
自分に合う乳酸菌を探すのもいいと思います。
日本人には植物性の乳酸菌が合っていると言われます。
味噌や米の発酵食品のような馴染み深い食品に
植物性乳酸菌は含まれているのです。
植物性乳酸菌は動物性乳酸菌に比べ、
過酷な環境下で育つため、からだの中でも免疫力となって働いてくれます。
腸の環境が整うと、脳にもよい影響があると言われていますし、
さらには肌の調子もよくなるので、一石二鳥も三鳥も。
ストレスの多い時期です。
今はバランスのよい食事と睡眠をしっかりとって、
免疫力を上げて過ごしましょう。