ビタミンEオイルマッサージの表参道セラ治療院です。
ビタミンEを飲むと生理が早くきますか?という質問がよくあります。
生理(月経)は25日~38日の周期で、出血日数が3~7日程度が正常と言われています。
たとえば25日未満で出血したり、次の生理まで39日以上かかるといった状態のことを月経不順と言います。
妊娠をしていないのに、この状態にあてはまると何かがおかしいのかと心配になりますね。
ちなみに思春期のまだ生理が始まって間もない頃だったり、
からだの機能が未熟なうちは生理が不安定な人は生理不順が非常に多いです。
また反対に40代には更年期が始まり、50代では閉経するため、またばらつきが出てくると思います。
生理不順になっているときに、まずは妊娠をしていないかを確認するのが一番です。
その次に排卵があるのかないのかをチェックします。
排卵がある場合には、ほとんどの場合に問題がない場合が多いと言われます。
ホルモンの分泌がしっかりされているためです。
排卵がしっかり確認がとれない場合には無排卵だったりホルモンがうまく分泌されていないことがありますし、
妊娠をしたい場合にも健康上の不調にもつながっていくので、病院での検査をお勧めします。
栄養不足やストレス、過度な運動、体重の増減によっても、視床下部から出る指令ホルモンが低下して、
生理が不順になったり、止まってしまったりすることがあります。
こういった生理不順の状態で、ビタミンEを摂取すると、
正常な生理周期に戻そうとするはたらきをします。
ビタミンEにはトコフェロールという別名がありますが、
そもそもビタミンEは妊娠に至るために必要な栄養素として発見されたビタミンです。
そのためトコフェロールとは、子どもを産むための力を持つという意味があります。
女性ホルモンに似たはたらきがあり、
ホルモン分泌のコントロールをサポートしてくれたり、性ホルモンの代謝に関与しています。
ビタミンEにこのようなはたらきがあるため、生理周期が遅くなっているときにビタミンEを摂取すると、
生理がいつもよりも早くくるということがあります。
旅行などのために生理周期を変えたいときに、ピルの代わりになるものではないのです。
20歳を超えて生理不順が続く場合には、
婦人科疾患以外でも何らかからだに不調があるサインと考えて、放っておくということがないようにしましょう。