頭皮目のつらさ


頭皮

頭皮

頭皮も肌ですので、あらゆるダメージを受けてしまいます。
私たちは目に見える顔や体の肌には気を配りますが、どうしても頭皮は置いてきぼりにしがち。
ですが真っ先に紫外線を受け、 エアコンの風に晒され、シャンプーでゴシゴシと洗われていることを考えると、 乾燥したりニキビができるのも頷けます。
ほかにも抜け毛や湿疹、フケ、かゆみ、といった頭皮のトラブルは意外と多くあります。
歳をとると髪の毛が細く少なくなるので、 量やハリがなくなってきてしまいます。

また眼精疲労や首・肩コリといった症状も 頭皮の硬さに影響を受けます。

頭皮を柔らかく保つことによって、
血行がよくなり、髪の毛にも、目や耳の症状にも、首・肩コリなど
症状の軽減につながっていききます。
疲れやストレスが多いかたは、頭皮が硬くなっていることも多いです。
シャンプーのときに触っているのですが、意外ときちんとケアをすると、かなりスッキリするものです。

また、東洋医学では頭に多くのツボがあり、かなり有用なツボも多いので、こちらも意識しながらケアしていくことをオススメします。

マッサージする場合には、 指先を使って、頭皮をマッサージするようにします。
このとき指先を使って行いますが、 爪は当たらないように注意してください。頭皮を傷つけてしまいます。
あまり強くすると、反対に頭皮にダメージを与えてしまうので、ゆっくりやさしく頭皮をつかむようにして動かしてみてください。
オイルを頭皮に浸透させるようにするのがコツです。


目のつらさ

日差しが強い日は光の眩しさが目に痛く感じることがあります。
少し前まではサングラスはおしゃれのためのものでしたが、最近は必要に迫られるようになったと思います。

パソコンやスマホに紫外線、目に悪影響があることが増えていくなかで、
しっかりと目のケアもしていく必要があります。

光は目に、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7つの色に見えます。
ちなみに馴染み深い虹もこの順番に並んでいます。
これらの色は電磁波の波長の順番に並んでいて、紫外線は紫より波長が短いので、紫の外「紫外線」と呼ばれます。

紫外線は3種類に分かれていて、これも波長の順番に短いほうから「UV-C」「といいます。
このうち地上に届くのは、UV-B、UV-Aです。
UV-Bは、目の角膜に吸収されて炎症を起こすことがあります。
UV-Aは、目の奥にある水晶体まで届いてしまいます。
水晶体が酸化され、白く濁ってしまうと白内障になります。

目に紫外線が入ると、
脳に紫外線が入ったという信号が送られます。
そのため紫外線から体を守ろうとしてメラニン色素をつくりろうとします。
皮膚が紫外線に当たっていなかったとしても紫外線に当たったような状態になってしまうことに。
肌だけではなく目の紫外線にも注意が必要です。
ちなみに色の濃いサングラスは反対に瞳孔が開くため、紫外線を通してしまうことになるとも言われています。

人の目は、焦点を合わせる調節が必要です。
この調整力が加齢によって低下していきます。

特に、遠視、老眼、眼鏡やコンタクトレンズの方はピントを合わせるためにより調整が必要です。

ピント合わせを行なっているのが毛様体筋という筋肉です。
レンズの役割をする水晶体の厚みを調節してくれます。
この毛様体筋が酷使されると、疲労が蓄積し、眼精疲労になります。

目の疲れを感じたときには、目の周囲を温めると血行がよくなって楽になります。
お風呂の中でホットタオルののせておけば、お風呂上りのスキンケアで「ながらケア」ができるので時間も手間も短縮できます。
目のまわりは皮膚が薄いので、強い刺激も禁物です。

目のまわりの筋肉や頭皮ともつながっている部位をゆるめることで、全体の血行をよくし、眼精疲労から解放されましょう。